昨今の社会情勢の変化もあり、収入が減ったり仕事を失ったりと「節約」を余儀なくされるケースも多いのではないでしょうか。
ひと言で「節約」といっても、毎日の食費や固定の節約など節約すべき出費項目はさまざまです。
この記事は、一人暮らしの人から家庭を持っている人まで、いざという時にお金がないとならないように役に立つ節約方法を具体的にご紹介します。
節約で成功するための考え方やポイントについてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
・具体的な節約テクニック
・一人暮らしの人が食費を節約する方法
・食費の節約で役に立つレシピサイト
・固定費を節約するための具体的な方法
成功する節約術5つのポイント
具体的な節約方法をご紹介する前に、節約で成功するための「5つのポイント」をご紹介します。
効果的な節約方法がどれだけあっても、節約に対する考え方などが間違っていると節約は成功できません。
節約方法を実践する前に、以下5つのポイントをおさえておきましょう。
- 節約した結果「いつまでにどれだけ貯めるのか」貯蓄額の目標を明確にたてる
- 家計簿をつけてお金の流れを管理する
- 給与天引き貯金など先取り預金をする
- 夫婦で貯蓄額やローン返済などについて常に相談する
- 節約で無理しすぎない
貯金の目標をたてる
節約で成功するには、明確な貯蓄額に関する目標をたてましょう。
節約する目的はいくつかありますが、ほとんどは「お金を貯めたい」「節約して残ったお金をなにかに使いたい」といった目標があるのではないでしょうか。
「節約のゴール」を設定しておけば、モチベーションも長続きしますし挫折しにくくなります。
具体的な目標としては、以下のように設定してみましょう。
貯蓄額を決める
「3,000万円の家を買う」「700万円のBMWを買う」など、「明確な貯蓄額」を決めるようにしましょう。
もし購入するものがない場合は、世間一般の「平均貯蓄額」を目標にしてみるのもいいかもしれません。
年代別の平均貯蓄額は、極端に高い貯蓄額も平均に含まれるため、どうしても平均金額は高く出てしまいます。
しかし、少々高い金額を目標にしておけばチャレンジのしがいもありますし、もし挫折してもある程度の金額は貯まります。
世間一般の人の平均貯蓄額については、下記の政府統計ポータルサイトをご覧ください。
参考:総務省統計局データより「家計調査報告_貯蓄負債編2人以上の世帯」
https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/pdf/2020_gai2.pdf
1年ごとの目標貯蓄額を決め段階的なゴールを設定する
目標金額が決まったら、合計貯蓄額を「年」「月」に細分化し、1年後や3年後の目標金額を明確に定めましょう。
年ごとの目標金額は、100万円や500万円などキリのいい数字にしておくと覚えやすくなります。
ちなみに、ソニー生命がおこなった「社会人1年目と2年目の意識調査2020」の結果では、社会人2年目の人は30歳時点で「男性535万円」「女性445万円」を目標貯蓄額として定めています。
事実、社会人1年目で100万円以上を貯蓄した人は、全体の2割を超えています。
ソニー生命調査結果※社会人1年目の生活で貯蓄した金額(対象は社会人2年目)
https://www.sonylife.co.jp/company/news/2020/nr_200421.html
毎月の給料から支出額と貯蓄額を決めておく
貯蓄のゴールや毎月の目標貯蓄額が決まったら、毎月の手取り額から支出する生活費や光熱費などの金額を決めてしまいましょう。
あまり厳しすぎる目標を設定すると挫折してしまいますので、少し余裕をもった金額設定がオススメです。
出費項目別で支出額を想定する場合も、ある程度イレギュラーが発生することを想定して貯蓄できる額を決めましょう。
とくに若年層の場合は、以下のような費用が突発的に発生することがあります。
想定すべき突発的な費用・冠婚葬祭の費用(友人の結婚式など)
・マンションの転居費用や更新費用
・車の購入費用
・親の介護などにかかる費用
・自分が事故にあったり病気にかかったりしたときの費用
貯蓄額の目標を家族や友人と共有する
自分でたてた目標は、自分だけで秘めておくのではなく、家族や友人に公言してしまいましょう。
人間の意志は弱いものです。
自分だけの目標にしてしまうと、ちょっとしたハードルが出てきたり出費がかさんだりすると、節約をあきらめてしまい挫折してしまうかもしれません。
目標を家族や友人と共有しておくと、挫折しそうになっても励ましてくれますし、友人からの無駄な誘いも断りやすくなります。
家計簿でお金を管理する
節約するには、収入と支出の額を把握し、お金の流れをつかむことがとても重要です。
お金の流れを掴むには、家計簿をつけるのがいいでしょう。
お金にルーズな人は、収入額こそ把握していますが、毎月の支出については把握していないケースがほとんどです。
家計簿には、毎月の収入額と費用の項目ごとに支出額を書いていきます。
昔は紙の家計簿に手書きするのが一般的でしたが、エクセルでも家計簿アプリでもいいので、自分にあった家計簿で管理するクセをつけていきましょう。
ただ、家計簿をつけるだけで満足してはいけません。
継続することに意味がありますので、あまり細かな管理はせずに、まずは大雑把に収入と支出を管理していきましょう。
食費を管理する場合でも、「牛乳」「パン」といったように、品目まで分けて管理する必要はありません。
ざっくりと「食費」「交際費」といった感じで書き込んでいけば、ストレスなく管理できます。
家計簿をつけたあとも、「振り返り」が非常に大事になってきます。
家計簿は「記入すること」が目的ではありません。
お金の流れをつかみ、節約できる費用項目がないかを管理するのが目的ですから、1ヶ月つけたら家計簿を見直してみましょう。
きっと浪費している費用項目などが見えてくるはずです。
イオン銀行公式サイト/たまるWEB「もう挫折しない!家計簿を続ける3つのコツ」
https://www.aeonbank.co.jp/special/money/104/
先取り貯金で余分なお金を持たない
節約する目的のひとつに「貯蓄」があげられます。
貯蓄の方法としては、給料からお金を引き出して貯蓄口座に入れる方法と、給与天引きの方法があります。
確実に貯金をしたいなら、断然「先取り貯金」でお金を貯めるようにしましょう。
先取り貯金とは給料から貯蓄額を天引きしてもらったり、給料の支払日と同時に貯蓄額が引き落とされる仕組みのことをさします。
サラリーマンであれば、勤務先の財形貯蓄が便利です。
もし、勤務先に財形貯蓄の制度がない場合は、引き落とし日を25日など給料日に設定しておけば、無理なく貯金できます。
夫婦でお金の話しをする
お金が貯まる家庭には、「夫婦でお金の話しを頻繁にしている」といった共通点があります。
逆に考えると、以下のようなケースの場合、節約で成功するのは難しいかもしれません。
節約に失敗する家庭の特徴・夫婦がお互いの収入と支出額を知らない
・夫婦でライフイベント(子どもの入学やリフォーム費用の捻出など)の計画を共有していない
・夫婦で貯金額の目標をたてていない
・お互いが使いたいだけお金を使い夫婦間で関与しない
下記は日本FP協会が実施した、「世代別比較 くらしとお金に関する調査」の結果です。
下記の結果にあるように、ほとんどの人は「「老後の生活設計」や「年金」などのお金のことを不安視しています。
現役時代に夫婦でよく相談し、将来に備えておくことは節約の第一歩につながるでしょう。
◆日本FP協会公式サイト
https://www.jafp.or.jp/about_jafp/katsudou/news/news_2018/files/newsrelease20181105.pdf
無理して節約しない
「節約はダイエットと一緒」とは、よくいったものです。
苦しみながらやるダイエットは長続きしないのと同じように、節約も楽しみながら継続するのが成功するポイントです。
たとえば、以下のような方法であれば楽しみながら節約できるかもしれません。
- 家族全員で節約目標を掲げ、達成できた人はご褒美がもらえる
- 毎月の節約目標額はギリギリで設定しない
- がんばって節約できた月は、節約したお金で豪華なランチを食べる
- アプリなどを効果的に利用し、楽しみながら節約する
- 節約した金額を見える化し、モチベーションを高める
節約方法8選!毎月3万円節約するためのテクニック
ここからは、明日からでも実践できる具体的な節約方法を8つご紹介していきます。
節約は楽しみながらやることも大切ですが、一度目標を決めたら覚悟をもって徹底的に節約することも必要です。
今回ご紹介する8つの節約法のなかで、自分ができそうな方法があったらぜひ実践してみてください。
・食料品を買うときは買い物リストを作ってから出かけ、無駄な買い物は避ける
・キャッシュカードやデビットカードをフル活用して使い過ぎを避ける
・最新家電に買い替えて電気代を節約する
・近距離は歩いて交通費を節約する
・コンビニの利用を控え無駄な出費を節約する
・自宅の空き駐車場を貸し出して車にかかる費用を節約する
・クレジットカードのポイントを活用して買い物代金を節約する
・飲み会は適度に断って交際費を節約する
食料品の買い物はリストを作ってから行く
無計画にスーパーへ買い物に行ってしまうと、どうしても特売品などが目にはいり、買う必要のないものまで買ってしまいます。
食料品を買うときには、「買い物リスト」をかならず書いてから出かけるようにしましょう。
買い物リストの書き方には、いくつかのポイントがあります。
買い物リストの書き方
- 1週間分の献立をある程度考えて、必要な食材と量をリストアップする
- スーパーに行ってから迷わないように、リストはジャンル別(肉類・野菜類など)でまとめておく
- 冷凍できる食材は除き、1週間で消費できる量しか買わない
いくら安い食材でも、せっかく買った食材を余らせてしまってはなんの節約にもなりません。
「使い切れる量なのか?」「使いきれない場合は冷凍できるのか?」をよく考えて、買うようにしましょう。
必要な分だけ購入したいなら、ネットスーパーを利用する方法もオススメです。
一般のスーパーよりは少々割高かもしれませんが、少量でも買えますし廃棄することもないため、結果的に節約につながります。
キャッシュレス決済やデビットカードを上手に利用する
無駄な買い物を避けるには、デビットカードやキャッシュレス決済を積極的に利用しましょう。
デビットカードはクレジットカードと同じように使え、消費した金額が即時銀行口座から引き落とされる仕組みになっています。
したがって、銀行口座の残高以上は使えないため、使い過ぎる心配もありません。
カードの利用明細もWEB上で確認できますので、家計簿がわりに使える点もメリットのひとつです。
下記にいくつかのデビットカードをご紹介していますが、利用金額ごとに0.5%~1.0%程度のキャッシュバックポイントが付与されますので、現金で買うよりもお得に買い物ができます。
paypayやLINEpay、楽天payなどのキャッシュレス決済も、節約に効果的です。
たとえば、毎月の食費をすべてpaypayにチャージしておき、入金金額の範囲内でpaypayで買うようにすれば、使い過ぎることもないでしょう。
paypayのキャンペーン期間であれば、0.5%~最大全額のキャッシュバックが受けられることもあります。
デビットカードの種類 | ポイント還元率 |
---|---|
楽天銀行デビットカード | 利用額100円につき楽天ポイント付与(還元率1%) |
SMBCデビット | ポイント還元0.5%またはキャッシュバック0.25% |
ソニー銀行デビットカード | 優遇プログラムClubSのステージに応じ、0.5%~2.0%をキャッシュバック |
最新家電に買い替えて電気代を節約する
毎月の光熱費を削減できれば、かなりの節約になります。
電気代を節約するには、思い切って最新家電への買い替えをオススメします。
電気代・ガス代・水道代のなかで、もっとも削減効果が出るのが電気代です。
下記に総務省家計調査の内容を引用しています。
このデータを見ると、毎月の収入が30万円程度とした場合の水道光熱費は「約2万円」となっていますので、かなりの金額を占めていることがわかります。
品目分類 | 金額 |
---|---|
食費 | 99,518円 |
住居 | 22,251円 |
光熱・水道 | 22,260円 |
家具家事用品 | 13,540円 |
被服及び履物 | 11,493円 |
保険医療 | 15,070円 |
交通・通信 | 40,275円 |
教育 | 10,702円 |
教養娯楽 | 30,372円 |
その他消費支出 | 51,725円 |
消費支出合計 | 317,206円 |
◆総務省家計調査報告/2021年(令和3年)12月分,10~12月期平均及び2021年平均
冷蔵庫やエアコンなど、電化製品の部品が古いと消費電力は高くなります。
一方、最新家電に使われている部品は省エネ仕様になっているため、昔の家電製品と比較して消費電力が約半分になっている製品もあります。
資源エネルギー庁の公式サイトには、代表的な家電製品を最新のタイプに買い替えた場合の省エネ効果が書かれています。
- 冷蔵庫…10年前と比べると約40〜47%の省エネ
- 電球…LEDランプは一般電球と比べると約86%の省エネ
- テレビ…9年前と比べると約42%の省エネ
- エアコン…省エネタイプのエアコンは10年前と比べると約17%の省エネ
電化製品の購入コストはかかりますが、10年単位で見ると結果的には節約になるケースがほとんどです。
健康のために歩く
近距離であれば、歩いて移動すれば健康にもつながりますし節約もできます。
たとえば毎日の通勤で電車を使っている場合、1~2駅程度歩けば毎日100円~150円程度は節約できます。
駅までバスで通っている場合でも、徒歩に切り替えることで1ヶ月に3,000円程度は節約できるでしょう。
ただし、勤務先から交通費が支給されている場合、規定外の通勤は就業規則違反につながることもあるため注意が必要です。
「トリマ」のように、歩くだけでポイントが貯まるアプリもあり、節約しながらポイントで稼ぐこともできます。
コンビニと外食は控える
本気で節約したいなら、コンビニと外食は徹底的に控えるようにしましょう。
少し前の調査結果ですが、新日本スーパーマーケット協会消費者調査2015によると、「1年間に支出額が多すぎる」と感じた品目の1位2位は「食品・飲料」と「外食」が占めています。
一方、同じ調査結果を見ると「外食を控えて自宅で調理をする機会が増えた」と答える人は、増えつつあります。
一人暮らしでも外食ばかりしていると、夕食代だけでも1ヶ月に2~3万円程度の出費がかさみます。
コンビニに行って必要なものだけ買うなら問題ありませんが、スウィーツや飲料など余計なものを買ってしまい、結果として節約になっていないケースもあるでしょう。
とにかく節約したいなら、大きな出費につながる外食とコンビニは避けて、自炊するように心がけましょう。
新日本スーパーマーケット協会消費者調査2015
http://www.super.or.jp/wp-content/uploads/2016/02/supermarket-hakusho2016-2.pdf
自宅の空きスペースを駐車場に貸し出す
毎月の出費で意外にも大きな金額を占めているのが「車の管理費用」です。
車1台を所有するには、以下の費用がかかってきます。
・自動車税、自賠責保険料、任意保険料
・車検費用
・ガソリン代
・修理費用(定期的に交換するタイヤ、バッテリー交換費用など)
自宅の駐車場を人に貸せば、車の維持管理費用を節約できるかもしれません。
下記でご紹介する「akippa」を利用すれば、自宅の駐車場を他人に貸して収入を得られます。
下記の例にもあるように、自宅周辺にイベント施設などがある場合、民間の駐車場が満車になることで需要も高まります。
立地にもよりますが、毎月2万円前後の収入を得ることもできるでしょう。
月収の例 | 1日あたりの駐車料金 | 予約日数 | 備考 |
---|---|---|---|
19,446円 | 1,500円 | 28日 | 戸建て軒先駐車場 イベント施設周辺 |
10,000円 | 1,200円 | 18日 | 戸建て軒先駐車場 イベント施設周辺 |
4,630円 | 500円 | 20日 | 個人所有月極駐車場 大型SUV入庫可 |
◆引用元:akippa
上記のほかにも、「ENEOSでんき」などのガソリンスタンド系の会社が提供している電気に切り替えると、電気代はもちろんガソリン代も割引価格で利用できるケースがあります。
下記に参考になるサイトをいくつかご紹介していますので、ぜひご覧ください。
◆ENEOSでんき
https://www.eneos.co.jp/denki/
◆昭和シェル石油でんき
https://s-denki.com/campaign/newmember/
◆コスモでんき
https://www.cosmo-denki.com/
クレジットカードのポイントを賢く利用する
カード利用で付与されるポイントを上手に利用すれば、節約にもつながります。
たとえば、楽天カードならポイント還元率は利用額の1%です。
付与されたポイントは1ポイント1円で使えるため、ポイントを獲得すればするほど節約できる計算になります。
楽天カードの場合、楽天経済圏の「楽天モバイル」「楽天ブックス」「楽天銀行」などのサービスとあわせて利用すればするほど、還元率がアップしていきます。
paypayカードやヤフーカードなどでも、同じグループ会社のサービスを利用すればポイント還元が上がる仕組みになっていますので、ぜひチェックしてみましょう。
ただし、クレジットカードを使い過ぎてリボ払いで支払うのは避けたいところです。
リボ払いは、毎月の支払い額が一定額になるため、支払いの負担が減るように感じてしまいます。
しかし、リボ払いは年率で「15%程度の金利手数料」がかかる点に注意が必要です。
「毎月の支払い額が一定だから」と油断してクレジットカードを使い過ぎると、いつまで経ってもリボの支払いに追われることにもなりかねません。
カードで買い物をする場合は、基本的に「1回払い」で利用することをオススメします。
◆日本クレジット協会公式サイト/リボ払いの特徴と利用上の注意
https://www.j-credit.or.jp/customer/basis/revolving.html
飲み会は3回に1回しか行かない
会社勤めをしている人の場合、社内の人付き合いに必要な出費もかなりの負担になります。
本気で節約したいなら、上司や同僚から誘われる飲み会は3回に1回程度だけ付き合うようにしましょう。
飲み会に行くと、3,000円~5,000円程度の出費が伴います。
月に3~4回程度、誘われるままに飲み会に行っていると、あっという間に15,000円~20,000円程度の出費がかさみます。
下記に日本FP協会が実施した「働く女性のくらしとお金に関する調査2020」のデータがあります。
この調査は女性だけを対象に実施されたものですが、「節約したい費用項目」の2位は「外食・飲み会費用」となっています。
飲み会費用を節約できれば、貯金額もグッと増えるかもしれません。
・働く女性の45%程度が「貯蓄上手」、50%が「節約上手」を辞任している
・節約のためにおこなっていること「1位エコバッグ使用」、働く50代女性の半数が特売品購入で節約
ネットショッピングの送料無料の罠にはまらない
普段からAmazon、楽天市場、ZOZO、ヤフーショッピングなどのネットショッピングを利用している人も多いでしょう。
ネットショッピングは便利ですが、「送料無料の罠」には注意が必要です。
ECサイトで商品を購入すると、「3,000円以上で送料無料」「5,000円以上で送料無料」など、一定額を超えないと送料がかかる設定になっています。
送料を無料にするために欲しくもない商品を規定額まで買ってしまうと「送料は無料になったけど、結局届いた商品は使わなかった」といったことになるかもしれません。
送料を節約するには、規定額まで購入するのではなく、Amazonや楽天の会員サービスを上手に利用することをオススメします。
たとえば、Amazonならプライム会員(年間4,900円※税込み)に入会すれば、対象商品のお急ぎ瓶や配達日時指定便が無料で利用できます。
◆Amazonプライムの入会特典について
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?nodeId=G6LDPN7YJHYKH2J6
一人暮らしの食費を2万円以内に節約する方法
ここからは、一人暮らしをしている人向けに食費を節約する方法を詳しくご紹介していきます。
実家暮らしや家族がいる人と比較して、一人暮らしの場合は外食をする機会も多く、食費の節約に苦労している人も多いのではないでしょうか。
普段のランチをお弁当にするなど、基本的なテクニックはもちろん、外食しても出費をおさえる方法もお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。
一人暮らしの平均的な食費
食費を節約する方法をご紹介する前に、一人暮らしの人の食費が家計のなかでどれくらいを占めているのかチェックしてみましょう。
以下は、消費者庁の公式サイトにある「若者の消費」に関するデータの一部です。
このデータは2014年頃の調査結果も含まれますので少々古いですが、一人暮らしの人が毎月どれくらい食費に使っているのかがわかります。
データを見ると、調査が終了した2014年当時、男性単身者の場合は毎月4万円弱を食費に使っていることがわかります。
ただ、実際にはこの金額以外にも「飲み会費用」などがあるはずですので、本当の「食費に関する出費」は、毎月5万円前後になっているかもしれません。
一方、女性の場合は自炊をするケースが多いのか、男性よりも食費に関する出費は1万円程度低くなっています。
◆消費者庁調査結果/若者の消費資料
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_research/white_paper/pdf/2017_whitepaper_0004.pdf
ランチはお弁当を持参する
会社勤めをしている人の場合、毎日のランチ代は意外にも大きな出費になりがちです。
お昼のランチ代を節約するには、やはりお弁当を持参するように心がけましょう。
会社の社員食堂で安い定食などが提供される場合を除き、昼食を外食で済ませると1,000円程度は必要になってきます。
毎月22日勤務として考えると、それだけで22,000円の出費です。
お弁当と一緒にお茶などの飲み物も水筒に入れて持っていけば、ドリンク代も安くすみます。
ランチと一緒にコーヒーなどを購入している人なら、お弁当+水筒持参で毎月3万円の節約も可能でしょう。
たしかに、毎日のお弁当レシピを考えるのは一苦労です。
ただ、それほど料理の内容にこだわらなければ、おにぎりを持参するだけでも節約になります。
下記のレシピサイトでは、一人暮らしの人が参考になるお弁当レシピがたくさん紹介されていますので、ぜひ参考にしてください。
◆クックパッドお弁当レシピ
https://cookpad.com/search/%E3%81%8A%E5%BC%81%E5%BD%93%20%E4%B8%80%E4%BA%BA
◆味の素パーク「簡単・基本のお弁当☆15分で3品のおかず完成!」
https://park.ajinomoto.co.jp/recipe/corner/obento/15min/
外食しても出費をおさえる方法
お弁当や普段の食事を自炊していても、一人暮らしをしていると食材を余らせてしまい、結局お金を無駄にしてしまうこともあるでしょう。
そんなときには、外食したほうが食費の節約になるかもしれません。
ただ、外食する場合も以下の方法で出費をおさえるようにしましょう。
外食での出費を少しでもおさえる方法
ぐるなびなどのグルメサイトには、外食チェーン店で使用できるポイントがたくさん用意されています。さらにモッピーなどのポイントサイトを経由して予約すると、外食に使えるポイントが付与されることもありますので、ぜひチェックしてみましょう。
◆ぐるなびポイント
https://r.gnavi.co.jp/plan/point_use/
◆モッピー(ポイントサイト)
https://pc.moppy.jp/
お店で定食などの商品をオーダーしてしまうと、どうしても1,000円程度の出費がかさみます。一方、おかずだけをテイクアウトして自宅にあるごはんと一緒に食べれば、毎食300円程度は節約できる可能性もあります。サラダなど自分で作れるものだけを自炊でまかない、自分で作れない料理だけをテイクアウトで済ます方法がおススメです。
外食に行った際にはついついドリンクを頼んでしまいがちですが、そこは我慢しましょう。アルコール、ノンアルコールを問わずお店で飲み物を頼んでしまうと、節約には逆効果です。できれば必要最小限度のオーダーにおさえ、ドリンクは自宅にあるもので我慢しましょう。
食材を安く買う方法
同じ自炊するなら、少しでも食材は安く買うようにしましょう。
スーパーの閉店間際に行くと食材が割引価格になるのはご存知の方も多いと思いますが、普段のスーパー以外でも安く食材を買う方法があります。
たとえば、以下の豊洲市場ドットコムでは、賞味期限切れ間近の食材や営業自粛で余った食材、市場で買い手がつかなかった食材などを安価で販売されています。
もちろん、品質は新鮮な食材を扱う豊洲市場が扱っていますので安心です。
市価の2~3割安で購入できる食材もありますので、ぜひチェックしてみましょう。
◆築地市場フードロス削減
https://www.tsukijiichiba.com/user/collection/264
◆その他フードロス応援サイト「KURADASHI」
https://www.kuradashi.jp/
「シェア買い」とは、特定の商品を安価でグループ買いする仕組みのことを指します。
商品を販売している企業も、ある程度まとまった数量が販売できるため、在庫を減らせるメリットがあります。
シェア買いサイトでは、市価の最大半額などで商品が購入できる点が最大のメリットです。
ただし、シェア買いに必要な人数が集まらないと売買が成立しませんので、急ぎの商品購入などには不向きかもしれません。
◆カウシェ(シェア買いできるサイト)
https://kauche.com/
◆フードシェアリングサイト「TABELOOP」
https://tabeloop.me/
コンビニのお惣菜を上手に利用する
さきほどの「外食費用をおさえる」でもお伝えしましたが、一部の食材だけを外食で済ますにはコンビニもおススメです。
コンビニは単価が高いイメージがありますが、一部のお惣菜などを上手に活用すれば、食費の節約につながります。
たとえば、ローソンやファミリーマートではプライベートブランドのお惣菜などが200円~300円程度で販売されています。
肉じゃがなどのひとり用総菜をコンビニで購入し、自宅でごはんとお味噌汁だけを作れば夕食代も500円以内でおさえられるでしょう。
◆トップバリュー
https://www.topvalu.net/teibann_okazu/
◆ファミリーマートのチルド総菜
https://www.family.co.jp/goods/sidedishes.html
◆セブンイレブンのお惣菜
https://www.sej.co.jp/products/a/dailydish/
◆ローソンのお惣菜
https://www.lawson.co.jp/recommend/original/select/osozai/
1週間分を作り置きして冷凍する
ひとり暮らしをしていると、惣菜を作り置きしても食べない人があったりして、無駄になることも多いでしょう。
せっかく自炊したのに捨ててしまっては、節約にはなりません。
おかずは、常に冷凍保存しておくことをオススメします。
たとえば、以下のように冷凍すれば食費の節約につながります。
お肉は業務スーパーやコストコなどで大量に購入し、1回で食べきる量に小分けして冷凍しておきましょう。なお冷凍してしまうと肉の種類や冷凍した時期がわからなくなってしまいますので、袋やラップにはメモ書きしておくことをオススメします。
食パンは、小分けにして冷凍しておきましょう。食パンは常温で保管しておくとカビがはえて食べられなくなります。冷凍しておけば1ヶ月程度保存がきく場合もあります。
ひとり暮らしだと、野菜を買っても腐らせてしまうことも多いでしょう。「ネギ」「小松菜」「ブロッコリー」などの水分が少ない野菜は冷凍に向いています。水分の多い玉ねぎなどの食材も、みじん切りにしてラップに包んで冷凍しておけば一定期間保存がききます。
◆カゴメ公式サイト「野菜の冷凍保存/大根キャベツ、白菜をまるごと使い切る保存法」
https://www.kagome.co.jp/vegeday/store/201712/8535/
週に1度は自分へのご褒美を忘れない
ひとり暮らしで食費を節約する場合、共感してくれる人が身近にいないため、節約をしていてもモチベーションが下がってしまうこともあるでしょう。
節約を継続するには、定期的に自分へのご褒美を忘れないことも大切です。
「1ヶ月に1万円節約する」と決めたら、3ヶ月に1回は浮いた1万円で自分へのプレゼントを買うとか、おいしいものを食べにいくとかして、ストレスをためないように心がけましょう。
長期的に節約のモチベーションを保つためにも、毎月の節約記録を残しておくといいかもしれません。
食費に使えるクーポンやポイントを上手に利用する
スーパーで食材を買うにしても外食をするにしても、クーポンやポイントを上手に利用すれば食費の節約につながります。
たとえば、以下のようなアプリやクーポンがオススメです。
1日1来店でスタンプが貯まり、貯まったスタンプをクーポンに交換可能(スタンプカードは令和4年3月31日で終了)そのほか不定期で、店舗で使えるお得なクーポンが配信される
https://www.seiyu.co.jp/service/appli/
新規登録でユーザーの都合のよい一日にクーポンがプレゼントされる(食料品5%オフ、衣料品や暮らしの品は5~10%オフなど)
https://www.aeonretail.jp/otoku/aeon_app/benefits/
スマートフォンの歩数計を連動機能により「歩く割」が受けられる。歩いた歩数に応じてポイントが付与されお得なクーポンと交換できる仕組み
https://www.yoshinoya.com/service/yoshinoya-app/
食費を節約したいときに参考にしたいブログやレシピ
自炊をして節約しようと思っても、料理の経験がなければ難しいかもしれません。
また、節約しようと思ってはじめた自炊でも、食材そのものの値段が高くついてしまい、結果的に節約にならないケースもあるでしょう。
ここからは、できるだけ安い食材で美味しい食事が作れる「節約レシピサイト」をいくつかご紹介します。
ミツカン節約レシピのレシピ
「ミツカン節約レシピ」は、あの「お酢のミツカン」が監修している料理レシピサイトです。
ミツカンのお酢を使ったレシピがほとんどですが、以下のような特徴があります。
・ほとんどの料理が5分~20分程度でできる
・カロリー計算もできるのでダイエットにもオススメ
おすすめの献立から作ることもできますし、「食材から探す」「商品から探す」「目的から探す」といったようにレシピの探し方もカンタンなのでおすすめです。
◆ミツカン節約レシピ
https://www.mizkan.co.jp/ouchirecipe/
楽天レシピ
楽天レシピのカテゴリを探っていくと「節約料理」のコーナーがあります。
楽天レシピの節約料理レシピなら「100円以下」「300円前後」「500円前後」といったように、食材の値段別で検索できるようになっていますので、予算にあわせて料理ができます。
ひとり暮らしで惣菜を余らせてしまう場合は、楽天レシピの「作り置き」コーナーで検索すると、比較的日持ちのするメニューが作れる点も特徴的です。
クックパッド
普段からクックパッドのレシピサイトを利用している人も多いのではないでしょうか。
クックパッドにも節約レシピがたくさん載っています。
クックパッドは、人気順でレシピが見れますので、料理初心者でも比較的作りやすく美味しい料理が作れます。
また「3食98円円の激安麺をプリプリモチモチにする裏技!」など、市販の安い食材をアレンジする方法も満載ですので、節約しながら美味しい料理にも挑戦できるでしょう。
◆クックパッド「3色98円の激安麺料理」
https://cookpad.com/recipe/7114058
固定費の節約がカンタンにできる8つの方法
毎月の出費のなかで、大きな金額を占めるのが「固定費」です。
家賃や保険料、自動車に関わる維持費などが代表的な例ですが、固定費を圧縮すれば毎月かなりの節約につながります。
固定費を節約するには、「面倒くさがらない」ことが大事なポイントです。
家賃や保険を安くするには、契約そのものを変更する必要があります。
人によっては「面倒くらいから後回しにしている」ケースも多いでしょう。
たしかに面倒な部分もありますが、5~10年でどれくらい節約できるのかを考え、重い腰を上げることをオススメします。
車を手放してカーシェアリングにする
さきほどは駐車場代台を節約する方法をご紹介しましたが、思い切って車を手放せばもっと固定費を節約できます。
毎日通勤などで使うわけでもなく週末のお出かけだけに車を使っている人なら、カーシェアリングで車を借りれば維持費はグッと安くなります。
タイムズのカーシェアリングなら、15分単位で車が借りられます。
自宅の近所にタイムズカーシェアのスポットがあれば、スマートフォンで予約し都合のよいときに車が借りられて状況により延長も可能です。
筆者が住んでる愛知県にはカリテコ(愛知・岐阜・三重)というカーシェアがあったりもします。
ガソリン代も含まれていますので、月に数回しか車に乗らないひとにはおすすめの節約方法といえます。
◆タイムズカーシェア
https://share.timescar.jp/
◆カリテコ
https://www.cariteco.com/
生命保険と医療保険を見直す
毎月の保険料も、出費のなかでは大きな金額を占めているかもしれません。
たとえば40代で4人家族の場合、死亡保障を3,000万円くらいに設定し、ガン保険などもセットすると毎月の保険料が2万円を超える場合もあります。
たしかに、子どもが小さいあいだは3,000万円程度の保障は必要かもしれませんが、子どもが大きくなるにつれて保障額も減らすように工夫すると保険料は下がります。
生命保険は、「保障対象」と「保障期間」を定期的に見直すことが大切です。
子どもが成人して自立しているのに、高額な保障は必要ないかもしれません。
また、勤務先が団体生命保険に加入している場合、万一の場合には500万円~1,000万円程度の死亡保障が家族に支払われることもあります。
もし自分で3,000万円の死亡保障に入っているなら、会社の保険を考慮して個人加入の保障を3,000万円から2,000万円に圧縮できるかもしれません。
医療保険についても同じです。
日本には高額療養費制度がありますので、所得によっては一定額以上の医療費は免除されます。
先進医療など一部対象外の医療費や差額ベッド代などは自己負担ですが、一般的な手術を受けるくらいなら高額療養費制度で十分な保障が受けられます。
事実、保険の販売をしているプロのひとたちは、医療保険に加入していない場合もあります。
高額な医療費を支払ったときは高額療養費で払い戻しが受けられます。高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。
引用元:全国健康保険協会公式サイト「高額な医療費を払ったとき※高額療養費」
スマホは格安SIMに切り替える
毎月の携帯料金も、人によってはかなりの負担になっているケースがあります。
スマートフォンを持っている場合は、格安SIMに切り替えることで携帯代金の節約になります。
ドコモやソフトバンクなどの「3大キャリア」携帯を従来プランで契約している場合、1台あたり5,000円前後支払っているケースもあるでしょう。
機種代の残債が残っていると節約は難しいですが、残債がないなら、基本料が安い格安SIMに切り替えると毎月1,000円前後でスマートフォンが持てる場合もあります。
格安SIMだからといって通話品質は3大キャリアとほぼ同じですし、安定した通話も楽しめます。
代表的な格安SIM業者の公式サイトをご紹介していますので、参考までにご覧いただければと思います。
また楽天モバイルを契約すれば、楽天ポイントも貯まりやすくなるなど携帯代金以外のメリットもありますので要チェックです。
◆UQモバイル
https://www.uqwimax.jp/
◆LINEMO
https://mobile.line.me/
◆Yモバイル
https://www.ymobile.jp/
◆楽天モバイル
https://network.mobile.rakuten.co.jp/
自宅のインターネットは定期的に乗り換える
自宅のインターネット回線使用料も節約できないかチェックしてみましょう。
自宅に固定のインターネット回線をひいている場合、業者によっては毎月3,000円~5,000円程度の費用がかかっているかもしれません。
少しでも節約するには、他事業者への乗り換えを検討してみましょう。
少々手続きが面倒かもしれませんが、インターネットを他事業者に乗り換えると以下のメリットがあります。
・家電量販店でインターネットを申し込むとポイントがもらえる
・月額料金が安くなる場合がある
・速度や品質が改善される場合がある
とくに家電量販店での商品購入時と同時にインターネットを申し込むと、サービス内容によっては20,000円~50,000円程度のポイントキャッシュバックが受けられることもあります。
もらったポイントは、そのまま家電購入費用に充当できますので、お得に家電製品を購入できる点が大きなメリットといえます。
電気ガスは自由化サービスを利用する
光熱費を節約したいなら、少しでも基本料や従量料金が安い事業者に乗り換えることをオススメします。
電気、ガス、水道のうち「電気とガス」は自由化によりさまざまな業者への切替が可能です。
電気事業者によっては、切り替え時の特典で一定期間基本料が無料になったり、毎月の電気代も5%程度安くなったりします。
さきほどの「インターネット事業者」が電気を取り扱っていることも多く、電気+インターネットのセット加入でさらなる割引も受けられるかもしれません。
◆資源エネルギー庁 電気小売り事業
https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/
賃貸マンションは家賃交渉する
賃貸マンションに住んでいるなら、家賃を下げることでかなりの固定費削減につながります。
とはいえ、賃貸マンションの家賃を下げてもらうのはそう簡単ではありません。
一方で、マンションオーナーも入居者がいないとマンション経営が難しくなりますので、以下のようなタイミングで家賃交渉をしてみるといいでしょう。
家賃交渉の方法
マンションによっては入居時期が新しい人ほど、安い家賃で入居している場合があります。住んでいるマンションが経年劣化していたり、まわりの家賃相場が下がっている場合、入居者の家賃は年々下がるのが一般的です。以前から同じマンションに住んでいて、最近入居した人より家賃が高い場合は、相場の家賃を調査しておいて、更新時に交渉するといいでしょう。
引っ越し費用をかけずに家賃を下げるには、同じマンション内の別の部屋に引っ越す方法もあります。同じマンションでも広さが違ったり日当たりが悪かったりすると、家賃が下がることもあります。普段から空室がないかチェックしておくか、「家賃が安い別の部屋が空いたら教えてほしい」と管理会社やオーナーに頼んでおくといいかもしれません。
教育費は公的補助と奨学金を利用する
教育費も、毎月かかる固定費のなかで大きな割合を占めます。
教育費は、「公的支援」と「奨学金」を使えば節約することも可能です。
奨学金は1%以内と低金利で借りられます。
ひとまず子どもに奨学金を借りてもらい、あとで親に余裕ができたら、親が子どもの返済を援助するかたちで分割返済することも可能です。
教育費に使える代表的な公的支援などもまとめていますので、以下を参考にしていただければと思います。(手当の金額は自治体によって異なります)
・修学援助
・児童手当
・公立高校の授業料無償化、高騰学校等就学支援制度
・給付型奨学金制度
◆文部科学省公式サイト
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/siryou/__icsFiles/afieldfile/2013/01/30/1330218_11.pdf
ふるさと納税や医療費控除で節税する
住民税や所得税を安くする裏技はありません。
ただ、ふるさと納税を利用すれば節税につながります。
「ふるさと納税」で得をする仕組みは以下のとおりです。
STEP2…納税した地域から返戻品が届けられる
STEP3…ふるさと納税の納付額から2,000円を引いた額が控除される
たとえばA市に住民税をおさめている場合、B市にふるさと納税をするとB市に納税した金額分から2,000円を引いた金額はA市に納めたこととして計算してくれます。
さらに、B市からは返礼品が届けられるため、実質「返礼品相当額」が節約できることになります。
下記の総務省公式サイトにも説明がありますので、ご覧ください。
◆総務省公式サイト/ふるさと納税
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/archive/
節約方法まとめ
「節約」はそう簡単にできるものではありません。
ただ、1万円を稼ぐのも1万円を節約するのも同じです。
最近では働き方改革も進み、残業代で稼ぐことも難しい時代です。
会社によっては、副業が禁止されているところもあるでしょう。
少しでもお金を残したいなら、収入を増やす前に手軽にできる「節約」から始めてみるといいかもしれません。
※ブラザーMONEYでは、アフィリエイトプログラムを利用し、アコム社、SMBCコンシューマーファイナンス社、アイフル社、銀行カードローンから委託を受け広告収益を得て運営しております。
※当社はローンの情報提供を目的としており、ローン商品提供事業者との契約媒介やローン契約を斡旋をするものではありません。
※当社に掲載されているカードローン等のローン商品に関するご質問、お問い合わせにはお答えすることができません。各金融機関へ直接お問い合わせ頂きますようお願いいたします。
※当社に掲載している情報は、可能な限り正確な情報となるよう努めておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
※ローン商品のお申し込みは、必ずご自身で各金融機関ホームページで内容をご確認のうえ、判断頂けますようお願いします。
※当社で紹介されている意見はあくまで個人的なものであり、企業等の意見を代表するものや、情報の内容を保証するものではありません。
※当社本メディアへのご意見やご指摘に関してはお問い合わせよりご連絡いただけますようお願い致します。
※車検やキズ・ヘコミの修理等に関しましては最寄りの店舗へ来店・電話もしくはメールでのお問い合わせをお願い致します。
※カードローンのご利用は計画的に。お借り入れ条件をご確認のうえ、借りすぎに注意しましょう。