クレジットカードを契約する際には、当然ながら審査に通過しないといけません。
ただ、一定数の人は残念ながら審査に落ちてしまいます。
クレジットカードの審査通過が不安な人は、「審査が甘いカードに申し込みたい」「審査に通りやすいクレジットカードはどれか?」と思うかもしれません。
そこでこの記事は、クレジットカードの審査の仕組みや審査に通るコツ、さらには審査に通りやすいクレジットカードについて徹底的に解説しています。
・クレジットカードの審査が「甘い」「厳しい」と言われる要因はなにか?
・比較的審査に通りやすいクレジットカード
・クレジットカード審査に通るコツ
・審査に通らなかったときの対策
クレジットカード審査の仕組みを詳しく説明
クレジットカードの審査に通るためには、最低限「審査の仕組み」を理解しておくことが大切です。
審査で見られるポイントなどを理解せずに申し込んでしまうと、無駄に審査落ちが続くことにもなりかねません。
特にクレジットカードおすすめに申し込む前には、以下のポイントはしっかりおさえておきましょう。
- クレジットカード審査では「クレヒス」が重視される
- カード会社から提示されている利用条件に合致していないと審査に落ちる
- ショッピング枠の審査とキャッシング枠の審査は違う
- 審査通過には「収入が安定していること」が重要
クレジットカード審査で重要なのはクレヒス
「クレヒス」とは「クレジットヒストリー」を略した言葉で、クレジットカードの審査では、クレヒスが非常に重要になります。
クレヒスが悪ければ審査に落ち、一方クレヒスが良い場合は審査通過できます。
クレジットヒストリーは、カードの申込者がこれまで積んできた金融関連の取引履歴そのものをあらわします。
「クレヒスが悪い状態」とは延滞や債務整理の履歴がある状態を示し、「クレヒスが良い状態」とは延滞などがなく綺麗な取引をしていることを示します。
クレヒスという言葉は正式な言葉ではなく「造語」です。
ただ、クレジットカードやカードローン審査では普通に使われる言葉ですので、覚えておいて損はないでしょう。
ちなみに、クレヒスは日本で認められている3つの信用情報機関に記録されています。
以下に、信用情報機関に登録されているクレヒスの例を表にしています。
これらの項目でネガティブな情報が記録されていると、クレジットカードの審査に落ちることがあります。
本人情報 | ・氏名、生年月日、性別、住所 ・電話番号 ・勤務先情報 ・運転免許証等の番号など |
借入の契約内容 | ・契約日、契約の種類 ・契約商品名、支払回数、契約額(極度額) ・契約終了予定日、登録会社名 ※どんな金融サービスを利用しているか? ※毎月の支払い予定などがわかる |
支払い状況 | ・報告日、残債額、請求額 ・入金額、入金履歴 ・異動情報(延滞・保証履行・破産)の有無 |
分割払いの支払い状況 (割賦販売法対象債権) |
・ショッピングローン、クレジットカードリボ払い、分割払いの残債額、年間請求予定額 ※残債が多い、または請求予定額が多い状態の場合、年収によっては返済能力が低いと判断される ・毎月遅延なく返済している場合は「信用できる人」として高評価をもらえる |
キャッシングやカードローンの支払い状況 (貸金業法債権) |
・貸金業法対象となるカードローンやクレジットカードのキャッシングの利用や返済状況 ・貸付日、出金額、残高、遅延の有無 ※年収の三分の一の借入れがあると、クレジットカードのキャッシング審査には通らない |
照会履歴 | ・信用情報機関の加盟企業が照会した履歴 ※照会履歴が多数残り、一方で契約履歴が少ないと「審査に落ち続けている」と見られる |
ショッピング枠とキャッシング枠の審査は違う
クレジットカードの利用枠には買い物の「ショッピング利用枠」と、お金を借りる「キャッシング利用枠」の二つがあります。
キャッシング利用枠は任意ですので、申し込み時に借入枠を設けるか否かが確認されます。
カードの申し込み時には、ショッピング枠とキャッシング利用枠の審査が違う点についても、注意が必要です。
結論からいうと、キャッシング利用枠を設定しないほうが、審査にはとおりやすくなります。
なぜなら、キャッシング利用枠を設定すると、貸金業法の関係で「返済能力の調査」が厳格におこなわれるためです。
一方、ショッピング利用枠については、貸金業法ではなく割賦販売法の規制を受けます。
「後払いで利用する」といった面でいうと、ショッピング利用もキャッシングも同じかもしれません。
ただ、上記のようにキャッシング枠の審査が厳格に実施されることを考えると、現金を借りる予定がないなら最初からキャッシング枠は設定しないことをおすすめします。
クレジットカード審査で重視される「安定した収入」とは?
クレジットカードには、「利用条件」が決められています。
各クレジットカード会社の公式サイトを見ると、ほとんどのカードの入会条件として「安定した収入があること」と書かれています。
つまり、安定した収入がない人は「審査に落ちる可能性がある」ことになります。
「安定した収入」に関する明確な基準はありませんが、基本的には毎月決まった額の給与がもらえていることが理想です。
ただ「決まった額の給与」といっても、なにも高額の給与が必要なわけではありません。
パートやアルバイトから得られる少額の給与でもかまいませんので、とにかく「毎月安定して給料がもらえていること」が重要となります。
ちなみに専業主婦や学生の場合、本人には収入がないため「審査に落ちるのでは?」と思いがちです。
しかしお金がない専業主婦や学生でも、カードの審査にとおるケースはいくらでもあります。
これは、本人に安定した収入がなくても、審査では「配偶者や親の収入が安定している」と判断してくれるためです。
専業主婦を続けられるということは、「配偶者の収入が安定している」と見てくれるのです。
クレジットカード審査では本人確認書類等の必要書類も重要
クレジットカードの入会時には、運転免許証やパスポートなどの本人確認書類が必要です。
本人確認書類を提出できなかったり、書類に不備があったりすると審査に落ちてしまいます。
また、キャッシング枠で50万円以上の借入枠を希望したり、他社貸金業者からの借入額と希望枠の合計が100万円を超える場合は、貸金業法に基づき収入証明書の提出も求められます。
よくある書類不備としては、以下のようなケースがあります。
- 申し込み情報と本人確認書類記載の氏名や住所が違う(結婚して姓が変わった。または転居した場合など)
- 収入証明書の作成年度が古い(古い源泉徴収票や給与明細を提出した)
- スマホカメラで撮影し書類を提出する際に、ピンぼけなどが発生している
正確な書類を提出しないと、書類の確認に時間を要しますし、最悪の場合は審査落ちにつながります。
必要とされる書類の条件は、公式サイトに記載されていますので、申し込み時にはよく確認するよう心がけましょう。
クレジットカード利用条件を満たしているかチェックされる
カードの利用条件としては、「安定した収入」以外にも、さまざまな条件が記載されていることがあります。
とくに「年齢条件」には注意が必要です。
ほとんどのクレジットカードは、利用条件として「20歳以上」となっていますが、カードによっては「18歳以上でも可」としているところもあります。
ちなみに、未成年者が入会する場合は、「親権者の同意」を必要としているカード会社がほとんどです。
一方、利用限度額が高額、または上限がないようなプラチナカードなどの場合、入会できる人の条件としては「27歳以上」または「35歳以上」といった年齢条件が決められている場合もあります。
いずれにしても、自分がカードに申し込む際には、自分の年齢が入会条件に合っているかをよく確認してから申し込むようにしましょう。
クレジットカード審査が甘い・厳しいは存在する?
クレジットカードに入会を希望する場合、ほとんどの人は「審査に落ちたくない」「できれば審査の甘いカードに申し込みたい」と思うのがホンネでしょう。
では、そもそも「審査が甘いカード」「審査が厳しいカード」は存在するのでしょうか?
非常に難しい答えにはなりますが、答えとしては「審査の甘いカード」は存在しません。
なぜなら、どのカード会社も慈善事業でクレジットカード事業をおこなっているわけではないからです。
返済能力がない人にカードを渡すと、購入代金を立て替えたクレジットカード会社が損をしてしまいます。
どのカード会社も、入会条件として「安定した収入があること」と定めているのは、上記の背景があるためです。
審査が甘いクレジットカードはない!
「審査が甘いカード」とは、審査基準が甘いカードのことではなく、申込み対象が広いカードのことを指します。
たとえば、クレジットカードの年齢条件で考えてみます。
「18歳から申し込めるカード」と「35歳から申し込めるカード」がある場合、当然18歳から申し込めるカードのほうが申込み対象も多く、審査通過できる件数も多いでしょう。
また、年齢条件を低く設定しているということは、「ある程度年収が低くても審査に通しますよ」といったカード会社の方向性も読み取れます。
のちほど出てきますが、一般的にはエポスカードなどに代表されるような「流通系クレジットカード」も、審査が甘いと称されるカードのひとつです。
流通系カードは、クレジットカードの入会者を増やすことで、お店でのカード売上増を期待しています。
流通系のクレジットカードでも、さすがに信用情報機関に延滞情報が残っているようなだと審査通過はできません。
ただ、店舗での即日発行などを実施していることなどを見れば、比較的審査は通りやすいといえるでしょう。
審査通過率の高いクレジットカード種類別ランキング
ここで、比較的審査通過率の高いクレジットカードをいくつかご紹介したいと思います。
いまからご紹介するカードも、決して審査が甘いわけではありません。基本的な審査基準はどこも同じです。
ただ、審査通過率の高いカードは、利用対象が広く設定されていたり、提携店舗と協業してキャンペーンなどが実施されている傾向があります。
1位.流通系クレジットカード
「流通系クレジットカード」とは造語ですが、おもに以下のようなカードが流通系クレジットカードとなります。
- ビックカメラなどの家電量販店が提供するクレジットカード
- 丸井やイオンなど特定のお店が発行しているクレジットカード
- 高島屋や伊勢丹などの百貨店が発行しているクレジットカード(伊勢丹のエムアイカードなど)
これら流通系のカードが審査に通りやすいのは、店舗側が「店舗でのクレジットカード利用を期待している」背景があるためです。
お店によっては、専用カウンターで申し込みを受け付けており、発行当日に使える「キャンペーンポイント」を発行しているところもあります。
また流通系クレジットカードのほとんどは、年齢条件を18歳以上にしている点も特徴的です。
学生でも親の同意さえあれば入会できるケースもありますので、それだけ「間口が広い」クレジットカードといえるでしょう。
2位.消費者金融系クレジットカード
現在のところ、消費者金融系クレジットカードは「アコムのクレジットカード」のみです。
アコムのクレジットカードは、カードローンと一体型になっており、かつクレジットカードもリボ払い専用となっています。
リボ払いには金利手数料が発生します。
アコムは、カード入会者が増えると「手数料の儲け」も増えるため、できるだけ入会者を増やそうとします。
クレジットカード目的で入会したユーザーが、後々カードローンを利用するケースもあるでしょう。
アコムとしては、クレジットカードの加入ハードルを下げて会員を増やし、カードローンの融資残高を増やしたい思惑があるのかもしれません。
以上のことから、消費者金融系のクレジットカードの審査通過率は比較的高いと言われています。
しかし、何度もお伝えしている通り、信用情報機関にネガティブな情報があったりするとアコムでも審査通過はできません。
3位.信販会社系クレジットカード
信販会社系クレジットカードとは、おもに以下のようなカードのことを指します。
- ライフやジャックス、オリエントコーポレーションなどの信販会社が発行しているクレジットカード
上記のクレジットカードは、クレジットカードの発行が事業のメインとなっているケースも多く、ひとつの会社で多数のクレジットカードを発行しています。
たとえば、学生専用のカードがある一方で、ゴールドカードやプラチナカードなど、高所得者向けのカードも発行しています。
信販会社系のクレジットカードも審査が甘いわけではありませんが、自分にあったカードをしっかり選んで申し込めば、比較的審査通過率は高いでしょう。
4位.銀行系クレジットカード
銀行系のクレジットカードとは、「三井住友カード」や「三菱UFJニコス」、または住信SBIネット銀行などの銀行が発行するカードのことを指します。
これら銀行系のカードは、ステータス性が高い一方で「審査に落ちた」といった口コミが多いのも事実です。
ただ、銀行系のカードでも信用力がある人なら問題なく審査は通過できます。
カードによっては、引き落とし口座が特定の銀行に指定されていたりすることもあるため、利用条件はよく確認してから申し込むことが大切です。
クレジットカード審査が通りやすい!?カードランキング
上記の情報をふまえ、ここからは審査通過の可能性が高いクレジットカードをいくつかご紹介していきます。
ただし、何度もお伝えしている通り、下記でご紹介するクレジットカードは審査が甘いのではなく「利用対象が広いカード」です。
審査通過には、信用力が非常に重要である点はいうまでもありません。
ACマスターカードはカードローン一体型で便利
さきほども触れたアコムの「ACマスターカード」は、所定の条件さえ満たせば審査通過はしやすいでしょう。
アコムのクレジットカードは、安定した収入があれば申し込み可能です。
パートやアルバイトでも毎月の収入があれば問題ありませんので、学生でも申し込める点はメリットのひとつといえるでしょう。
さらに、アコムのクレジットカードには以下のような特徴があります。
- 年会費無料で世界中のMastercard®の加盟店で利用可能
- アコムの自動契約機で即日発行可能(自宅への郵送なしも可能)
- 毎月の利用金額から0.25%自動でキャッシュバック(ポイント還元はなし)
- プラスチックカードの発行以外にバーチャルカードの発行も可能。番号さえあれば、ネットショッピングがすぐに利用可能
- 利用明細の郵送なし
とくに自動契約機でクレジットカード即日発行ができたり、明細書が自宅に届かない点は、他社にはない特徴ともいえます。
クレジットカードを内緒で利用したい人には最適かもしれません。
楽天カードは入会時のポイント還元が魅力
楽天カードも、比較的入会しやすいカードのひとつです。
入会時期にもよりますが、楽天カードの新規入会では5,000ポイント~8,000ポイント程度の還元が受けられる点は最大のメリットといえます。
ただ、楽天カードは入会審査のハードルはそれほど高くない一方で、「一度延滞したら利用停止になった」など、厳しい口コミも寄せられています。
延滞しなければいい話しなのですが、利用時には注意が必要かもしれません。
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~3.0% |
付帯保険 | 海外旅行 |
スマホ決済 | Applepay、Googlepay、楽天pay |
ビックカメラsuicaカードはポイント重視の人に最適
ビックカメラsuicaカードも流通系カードのひとつです。
「交通系のクレジットカードは審査が厳しい」といった口コミもありますが、一方で「アルバイトでも審査通過できた」との声も寄せられています。
ビックカメラsuicaカードの最大のメリットは、suicaカードにクレジットカードからチャージすると1.5%相当のJRE POINTが貯まる点です。
普段、電車での移動がメインの人なら、電車に乗っているだけでポイントが貯まる計算になります。
ビックカメラでの買い物に利用した場合も10%分のポイント還元がありますので、家電をよく購入する人にはおすすめのカードといえるでしょう。
年会費 | 524円(初年度無料、2年後以降条件付無料) |
ポイント還元率 | 0.5%~10.0% |
付帯保険 | 海外旅行、国内旅行 |
スマホ決済 | Applepay、楽天pay |
エポスカードならマルイで即日発行可能
マルイが発行する流通系カードに「エポスカード」があります。
前述のとおり、エポスカードは店舗で即日発行も可能ですので、比較的入会のハードルは低いといえます。
エポスカードには、マルイの会員限定バーゲンセールに参加できたり、割引特典が受けられるメリットがあります。
また、エポスカードの表面には名前やカード番号の記載はありません。
カード番号を読み取られて悪用されるリスクがないため、安心して利用できる点もメリットのひとつです。
ヤフー知恵袋の質問にもありますが、審査に不安な人でも「入会審査に通過できた」といった情報も寄せられています。
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
付帯保険 | 海外旅行 |
スマホ決済 | Applepay、Googlepay、楽天pay |
質問:クレジットカードの審査がどこも通りません。21歳の社会人です。クレジットカード持っておいた方がいいと思い発行手続きしても審査で落ちます。
イオンカード× 楽天カード× Yahoo!JAPANカード×
調べて比較的通りやすいところでもです。アコムは近くにアコムのATMがないため難しいです。過去に一度もクレジットカードは持ったことはません。クレジットカード機能付きのカードもありません。通りやすいとこで通らないならクレジットカード持つこと難しいですか?回答:元クレジット会社勤務でした。(中略)あとおすすめのカードとしてはエポスカード です。
エポスカード は元丸井の赤いカードでして、エポスは他信販系のカードとは違いハウスカードといって、信用機関の情報は参考にしますが、独自の審査を行いますので、比較的考慮がある審査となります。
エポスカードでキャッシング機能をつけず申し込みしてみてはいかがでしょうか?(中略)私の知人は元々カードは何枚か持っていましたが、多重申し込みをしてしまい、何社かのカード審査落ちしてしまいましたが、エポスカード をキャッシングつけずに申し込みをすすめたところ、無事発行できました。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13236284498?__ysp=44Ki44Kz44Og44Kv44Os44K444OD44OI44Kr44O844OJIOWvqeafuw%3D%3D
オリコカードは毎月のポイント還元率が高い
ポイント還元を重視するなら、オリコカードがいいでしょう。
Orico Card THE POINTなら、ポイント還元率が常に1.0%となっていますので、0.5%程度の還元率しかない一般的なカードよりは早くポイントが貯められます。
申し込み資格は18歳以上から入会可能となっていますので、「対象としている会員の間口は広い」つまり審査通過しやすいカードのひとつといえるでしょう。
ただ、オリコグループはカードローンやショッピングローンなども多数扱っています。
過去にオリコグループの金融商品で滞納事故などを発生させたことがあるなら、審査通過は難しいかもしれません。
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.0%~2.0% |
付帯保険 | - |
スマホ決済 | Applepay、楽天pay |
ライフカードならデポジットタイプも選択可能
「海外旅行でクレジットカードが必要」など、「絶対に審査に落ちたくない」というなら、ライフカードのデポジットタイプをおすすめします。
デポジットタイプのクレジットカードとは、あらかじめ入金した保証金の範囲内が限度額となるクレジットカードのことを指します。
たとえば、限度額10万円で利用したいなら、10万円の保証金を入金する必要があります。
デポジットタイプのクレジットカードなら、過去に延滞履歴があっても保証金さえ入金できればクレジットカードが作れます。
「すぐに用意できる現金があるならクレジットカードは必要ない」と思うかもしれませんが、海外に行く場合は現金ではなくカード払いが基本となっているところがたくさんあります。
クレジットカードを持っていないと信用してもらえないケースもありますので、どうしてもカードを持つ必要に迫られたなら検討してみてもいいでしょう。
カード利用枠 | 年会費 | 保証金必要額 | 申込み資格など |
10万円 | 5,500円(税込) | 10万円 | ・日本国内に住んでいる20歳以上の人 ・電話連絡が可能 ・ショッピング専用(キャッシングは不可) |
20万~90万円 | 11,000円(税込) | 20万~90万円 (10万円刻み) |
|
100万~190万円 | 22,000円(税込) | 100万~190万円 (10万円刻み) |
<ライフカードに関するよくある質問>
質問:デポジット型カードとは何ですか?
回答:事前に保証金をお預けいただき、保証金の範囲内でご利用限度額を設定させていただくクレジットカードとなります。ご利用代金は、ご登録の金融機関口座からの自動振替となります。質問:通常のクレジットカードとの違いはありますか?
回答:通常のクレジットカードと同じく、店頭でのお買い物、ECショッピング、公共料金のお支払い等でご利用いただけます。付帯サービスはこちらを参照ください。◆ライフカード公式サイト
デポジット型ライフカード | クレジットカードはライフカード「デポジット型ライフカード」のご案内です。デポジット(保証金)を預けることで通常のカードとしてご利用可能。
クレジットカード審査に通るための5つのコツ
冒頭でクレジットカードの審査でチェックされるポイントをご紹介しましたが、それらのチェックポイントをふまえ、カード審査にとおるためのコツもお伝えしておきます。
とくに「キャッシング枠は0円にする」「必要書類は不備なく用意する」といった点は基本的なポイントですので、おさえておくようにしましょう。
利用条件を確認し年齢条件が低いカードに申し込む
さきほどからお伝えしている通り、クレジットカードの審査に通りたいなら、「入会のハードルが低い」「対象年齢も広い」カードがおすすめです。
「社会人限定のクレジットカード」と比較すると、「18歳以上なら利用可能」としているカードのほうが審査難易度は下がります。
クレジットカードを選ぶ際には、利用条件をよく確認して、できるだけ年齢条件が低く設定されているカードを選ぶようにしましょう。
公式サイトで利用条件がわかりづらいケースもありますが、その場合はコールセンターに確認すれば条件は教えてもらえます。
お店で即日発行可能なクレジットカードに申し込む
エポスカードに代表されるような、即日発行可能なクレジットカードも、比較的審査通過しやすいカードのひとつです。
ただし、即日発行可能なカードの場合、以下の制限がかかるケースがあります。
- キャッシングは利用できない
- 即日発行で利用できるのは発行店舗のみ
- 利用限度額が一時的に低めに設定される
- 本審査で利用NGとなるケースもある
マルイなど、カード発行店舗で頻繁に買い物をするケースが多いなら、検討してみてもいいでしょう。
キャッシング希望枠は申し込まない
クレジットカードで審査通過したいなら、キャッシング枠は0円で申し込むようにしましょう。
さきほどもお伝えしたとおり、クレジットカードのキャッシングは貸金業法の規制を受けますので、厳しい返済能力の調査が実施されます。
また、貸金業法では「年収の三分の一以上は借りられない」と定められた総量規制のルールがあります。
他社クレジットカードのキャッシングや消費者金融から借入れがあり、さらに新規で申し込むカードでキャッシング枠を申し込んでしまうと、総量規制に該当してしまうケースもあるでしょう。
総量規制に該当してしまうと、新規融資の審査通過はできません。パートやアルバイトの年収が低く、他社の借入れがある人は要注意です。
ちなみに、他社借入れには「銀行カードローン」や「住宅ローン」「マイカーローン」などは含まれません。
あくまでも、消費者金融やクレジットカードのキャッシングなど貸金業者からの借入のみが対象となります。
必要書類は不備なく提出する
最近では、クレジットカード入会に必要な書類をスマホで撮影し、提出するケースがほとんどです。
スマホカメラで撮影する際には、以下の点に注意しないと、書類不備で審査に落ちることがあります。
- 申込書に記載(入力)した氏名や住所と、本人確認書類に記載された情報が合致しているか確認する
- 運転免許証やパスポートなどを撮影する際は、書類がすべて入るように撮影する
- 「照明が写り込んで字が光って見えない」状態になっていないか注意する
言うまでもありませんが、クレジットカードの審査に通りたいがあまり、必要書類を偽造して提出する行為は犯罪です。
はじめからカード会社を騙す目的で入会すると、詐欺罪に問われる可能性もありますので注意しましょう。
カードを提供しているクレジットカード会社に注意する
クレジットカード会社が提供している他サービスで、延滞したり債務整理をした事実がある場合は、別のカード会社に申し込んだほうがいいでしょう。
クレジットカードの審査時には信用情報機関の情報が照会されますが、同時にカード会社の社内情報も照会されます。
クレジットカード会社のなかには、銀行カードローンの保証会社になっていたり、マイカーローン・ショッピングローン・運転免許ローンなどの商品を扱っているケースもあります。
それらの他商品で、「支払い延滞」「強制解約」「債務整理」などのブラック情報(異動・参考情報)があると、カード会社の社内情報には「要注意顧客」としてデータが残ることがあります。
信用情報機関のデータは5年で消えますが、社内データは消えない可能性もあるため注意が必要です。
クレジットカード審査に通らないときの対策を解説
最後に、残念ながらクレジットカードの審査に落ちてしまったときの対策についても、いくつかご紹介しておきます。
カードがなくても生活はできますが、最近ではさまざまなサービスでクレジットカードの利用が必須となっています。
「クレジットカードなしでは生活できない」といった場面も多くありますので、最悪審査落ちしてしまったときの参考にしていただければと思います。
家族カードに申し込む
親がクレジットカードを利用しているなら、家族カードに申し込んでもらえるようお願いしてみましょう。
家族カードの審査は、あくまでも本会員が対象です。
過去の滞納が原因で自分が審査に落ちても、親の信用情報に問題がないなら審査通過は可能です。
ただし、家族カードの利用明細は本会員に届きますし、利用枠も本会員と家族カード会員で共有するかたちとなりますので、その点は覚えておきましょう。
クレジットカード機能付きデビットカードに申し込む
さきほどご紹介したライフカードのデポジットタイプのほか、クレジット機能付きのデビットカードに申し込む方法もあります。
クレジットカード機能付きのデビットカードには、以下の特徴があります。
- 銀行口座の残高内で利用するので使い過ぎる心配がない
- 決済したその場で引き落とされるので、延滞の心配がない
- VISA加盟店などのクレジットカード加盟店ならどこでも利用可能
参考までに、いくつかのデビットカード公式サイトをご紹介していますので、ご覧いただければと思います。
公式サイト:https://www.smbc.co.jp/kojin/debit/
◆三菱UFJデビット※VISA加盟店、JCB加盟店で利用可能
公式サイト:https://www.bk.mufg.jp/tsukau/debit/index.html
◆paypay銀行VISAデビット※VISA加盟店で利用可能
公式サイト:https://www.japannetbank.co.jp/service/payment/cardless/about.html
◆りそな銀行VISAデビット※VISA加盟店で利用可能
公式サイト:https://www.resonabank.co.jp/kojin/visa_debit/?bank=rb_unite
申し込み期間をあけて再度申し込む
審査落ちしてから、6ヶ月以上あけて再度申し込むと、審査通過できる場合があります。
クレジットカードの審査落ちの理由は教えてもらえませんが、「勤続年数が短かった」「年収が少なかった」といった理由で落ちることもあります。
再申込時に勤続年数が増え年収もアップしているなら、審査通過の可能性は上がるでしょう。
また、信用情報機関に残った「他社照会履歴」が多すぎることで審査に落ちるケースもあります。
信用情報の照会履歴は6ヶ月で消えますので、しばらくたってから再申込すれば審査通過できるケースもあるでしょう。
クレジットカード審査に通るコツのまとめ
今回お伝えした通り、クレジットカード審査に「甘い」「厳しい」は基本的にありません。
要は、年齢条件などカード会員の対象が「広い」か「狭いか」が審査結果に影響します。
クレジットカード審査に通りたいなら、できるだけ年齢条件が低く学生でも利用できるようなカードに申し込むことをおすすめします。
また、申し込み時には正確な情報入力を心がけ、必要書類も不備なく提出できるよう細心の注意をはらって手続きするようにしましょう。
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